テーマ 2006年 報恩講(74座)

2006(平成18)年12月15日


 

表紙

十二月一日(金)から三日(日)浄願寺に於きまして、報恩講法要が勤まりました。ここに写真を掲載しご報告させていただきます。(浄願寺通信に写真を加えています。)
                                                     合掌
               ◆画像をクリックすると大きくなります

 

↑11月26日(日)朝 仏具 お磨き

 

↑11月30日(木)夜 内陣 荘厳

 

↑11月30日(木)夜 お華束盛り

 

↑12月1日(金)朝 山門 提灯設置 幕張り

 

↑12月1日(金)朝 玄関 幕張り

 

↑12月1日(金)朝 御拝 幕張り

 

午後一時半 初逮夜

↑御伝鈔拝読 上巻 澤面宣了(当寺住職)

 

↑御伝鈔拝読 下巻 澤面章氏(当寺前住職)

 

十二月二日(土)午前六時半 晨朝

↑御文拝読 澤面章氏(当寺前住職)

 

↑法話 高山崇さん(山階町 円乗寺住職)
高山崇さんからのひと言 
そこに教えがない限り、共有や認め合いなど成り立たないと思う。

 

午前十時 日中

↑御文拝読 澤面真世氏(当寺坊守)

 

↑感話 越本達了さん(大阪 専光寺住職)
越本達了さんからのひと言 
砂時計のように、私たちは残り少ない時を、意識して生きているだろうか。

 

↑法話 高橋法信先生(大阪 光徳寺住職)
高橋法信先生からのひと言
報恩講が始まるまでにどれだけの手間や思いがあることか。

 

午後一時半 大逮夜

↑御文拝読 筧承さん(山ノ前 蓮光寺住職)

 

↑感話 曽我謙成さん(一色 等倫寺住職)
曽我謙成からのひと言 
私たちは、そのうちそのうちと空しく過ごしている。現代ほど、私たちの生きる方向が問われている時はない。

 

↑法話 高橋法信先生(大阪 光徳寺住職)
高橋法信先生からのひと言
親鸞さんのご恩と、私たちが考えているご恩と果たして同じだろうか…。

 

十二月三日(日)午前六時半 結願晨朝

↑御文拝読 成井暁信さん(奈良 西教寺住職)

 

↑感話 黒田真さん(宮司町 満立寺副住職)
黒田真さんからのひと言 
老いていく身の人間の悲しみ、苦しみ、親鸞聖人はそのことに寄り添っていかれた人ではないだろうか。

 

法話 高橋法信先生(大阪 光徳寺住職)
高橋法信先生からのひと言
本当に遇いたいものを探している。それが人間である。

 

↑お斎

 

午前九時半 子ども報恩講


 

↑二人の子の調声でおつとめ。

 

報恩講についてのお話。

 

満日中が始まるまで、余間で待機。

 

午前十時 満日中

↑ 献花(子どもたち一人ひとりから)

 

↑御俗姓御文拝読 島野政友さん(大阪 貞正寺住職)

 

↑感話 木村英淳さん(大阪 玉泉寺住職)
木村英淳さんからのひと言
丁寧に受け止め、そのことをおもう、これを「憶う」と書くのではないだろうか。

 

法話 高橋法信先生(大阪 光徳寺住職)
高橋法信先生からのひと言
愚痴というのは自分がまったく問題にならないことである。

 

↑お礼の言葉 藤居英樹さん(浄願寺門徒 総代長)

 

内陣出仕僧の方々(他所より)

●曽我謙成さん
(一色 等倫寺住職)
●越本達了さん
(大阪 専光寺住職)
●成井暁信さん
(奈良 西教寺住職)
●島野政友さん
(大阪 貞正寺住職)
●山階誠さん
(泉 了願寺副住職)
●禿子慈孝さん
(北方 通来寺副住職)
●黒田真さん
(宮司 満立寺副住職)
●高山崇さん
(山階 円乗寺住職)
●木村英淳さん
(大阪 玉泉寺住職)
●筧承さん
(山ノ前 蓮光寺住職)
          (順不同)

 

編集後記

▼講師の高橋法信先生は、「親鸞さんのご恩と、私たちが考えているご恩と果たして同じだろうか…。」と話されました。私たちは 自分の思い通りになった時だけ「おかげさま」と言います。しかし、それはどうも違うようです。親鸞さんの言われるご恩とは、いつも自分さえよければいいという、そんな世界を絶えず照らし出す仏のはたらきをご恩といただかれたのではないでしょうか。具体的に言えば、どんなに思い通りになっても、誰の中にも心の奥底に「それでいいのか」という促しの声がありますよね…。今一度、「ご恩」ということを考えたいと思います。
▼また、高橋法信先生は「報恩講が始まるまでにどれだけの手間や思いがあることか。」と話されました。今号は少しだけ準備の写真(表紙参照)を掲載させていただきました。
▼今年も、また「報恩講」に遇わせていただきました。準備から色々とお世話をしてくださいました総代さま、婦人会の皆さま、子どもたちにお菓子をくださいました藤居吉男さま、そして皆々さま、ありがとうございました。

 


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