テーマ 2009年 報恩講法要のご案内(69号)

2009(平成21)年11月1日


報恩講法要は一年で、もっとも大事な御仏事です。どうぞ、お参りくださいますようご案内申し上げます。
                                                       合掌

法要式次第

十一月六日(金)
■午前十時 初逮夜 
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 弥陀成仏のこのかたは 次第六首
 回向 我説彼尊功徳事
 御文拝読『大坂建立』澤面章氏(当寺)
 法話 佐藤義成先生(湯次 満徳寺)

■午後一時半 大逮夜
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 五十六憶七千萬 次第六首
 回向 我説彼尊功徳事
 御文拝読『御正忌』澤面宣了(当寺) 
 法話 佐藤義成先生(湯次 満徳寺)

十一月七日(土)
■午前六時半 結願晨朝
 正信偈 真読 
 念仏讃 淘五
 和讃 南無阿弥陀佛の廻向の 次第六首
 回向 世尊我一心
 御文拝読 『鸞聖人』澤面章氏(当寺)
 法話 佐藤義成先生(湯次 満徳寺)
 
■午前十時 満日中
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 三朝浄土の大師等 次第三首
 回向 願以此功徳
 御文拝読『御俗姓』澤面宣了(当寺)
 法話 佐藤義成先生(湯次 満徳寺)

十一月八日(日)下寄組報恩講
■午前十時半 初逮夜 
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 弥陀成仏のこのかたは 次第六首
 回向 我説彼尊功徳事
 御文拝読はありません
 法話 下寄組僧侶方

■午後一時半 満日中
 正信偈 真四句目下 
 念仏讃 淘五
 和讃 三朝浄土の大師等 次第三首
 回向 願以此功徳
 御書拝読 下寄組僧侶方
 法話 下寄組僧侶方

子ども報恩講

11月7日(土)9:00〜

●持ち物  念珠 おつとめの本 お花
●日程    衆会(集合)   
        来た人から焼香
        真宗宗歌
        ちかいのことば
        『正信偈』のおつとめ
        『その人親鸞』拝読(下参照)
        住職の法話
        献花(満日中で)
        解散(10:10頃)


※献花についてのお願い
 みなさんのお家のお内仏(お仏壇)から各自1本、お花(どんなお花でも結構です)を持って来てください。10:00からの満日中のおつとめの時に献花をお願いします。
 尚、対象は子どもたちに限りませんので、大人の方々もぜひ、お花を1本ご持参でお参りいただきますよう、ご案内申し上げます。

その人親鸞  金子大栄

昔 法師あり 親鸞と名づく
殿上に生まれて 庶民の心あり
底下となりて 高貴の性を失わず
已にして愛欲の断ち難きを知り
俗に帰れども 道心を捨てず
一生凡夫にして 大涅槃の終りを期す
人間を懐かしみつつ 人になずむ能わず
名利の空なるを知り 離れ得ざるを悲しむ
流浪の生涯に 常楽の故郷を慕い
孤独の淋しさに 万人の悩みを思う
聖教を披くも 文字を見ず
ただ 言葉のひびきをきく
正法を説けども 師弟をいわず
ひとえに 同朋の縁をよろこぶ
本願を仰いでは 身の善悪をかえりみず
念仏に親しんでは 自ら無碍の一道を知る
人に知られざるを憂えず 
ただ 世を汚さんことを恐る
己身の罪障に徹して 一切群生の救いを願う
その人逝きて 数世紀 
とこしなえに死せるが如し
その人去りて 七百年 
今なお生けるが如し
その人を憶いて われは生き
その人を忘れて われは迷う
曠劫 多生の縁 よろこびつくることなし 

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