3月13日(金)13:30〜
会場 於長浜別院大谷会館
※画像は、お話をされる宮崎賢監督
3月13日(金)長浜別院大谷会館において映画「NAGASHIMA〜“かくり”の証言」上映会が開催されました。この映画は、日本のハンセン病隔離政策の歴史と、その中で生きてこられた方々の人生を見つめたドキュメンタリー作品です。瀬戸内海に浮かぶ長島には、長島愛生園と邑久光明園の二つの国立療養所のがあり、多くの人々が「隔離」という政策のもとで人生を送ることになりました。
かつて日本では、ハンセン病は強い偏見と恐れの対象とされ、患者の方々は家族や社会から切り離されて療養所へと送られました。医学的には治療可能な病でありながら、その隔離政策は長く続き、多くの方が故郷へ帰ることもかなわず、療養所で人生を送ることとなったのです。
当日、宮崎賢監督から、次のように聞かせていただきました。
題名にある「かくり」という言葉は、「隔離」という漢字を知らず、ひらがなで「かくり」と書いた紙を背中に貼って生きてきたような人生であった――そう語られた、北島かね子 さんの証言から生まれたものです。
小学五年で入所された当時、「隔離」という言葉さえ知らなかったと言われます。
その言葉には、社会から切り離されて生きてきた人々の痛みと、私たちが決して忘れてはならない歴史が刻まれています。