▲2024年2月17日(土)滋賀県立文化産業交流会館に於いて開催された部落解放研究第31回滋賀県集会に出席させて頂きました。
▲13時からは第2会議室に於いて(※上画像)、人権同和問題とまちづくりに取り組む廣瀬自治会の現在地 〜なんで差別が見えんのや〜 というテーマでした。
▲初めに田邉九二彦さん(NPO法人湖北じんけんネットワーク代表理事)と山崎健二さん(廣瀬同和研究会会長)は朝野温知(よしとも)先生についてもお話くださいました。
▲朝野先生は真宗大谷派の僧侶であり、1946年、木之本町廣瀬に入寺、そして廣瀬保育園を開設され、子どもたちと共に念仏の教えを中心に反差別の精神に生涯を尽くされた人です。
▲また両氏から「寝た子を起こすな」という解決は断じて間違いであり、何にも知らないからこそ差別は生まれると提起され、だからこそ今後も一緒に学びましょうと締めくくられました。
▲そして私からは、仏陀は「目覚めた人」を指す普通名詞の如く、仏教においても寝るということは決して解決策ではなく、正しく起きることが願われていると感想を述べ、あらためてなんで差別が見えんのやの言葉が心に深く残りました。